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東北入りの前に①ガーナの歌姫たち

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こんにちわ! ただただ思うままに書き連ねているこのブログ、 飽きずに読んでくださる方、ありがとうございます。 明日からいよいよ東北入りです。寒そう。寒いの苦手です。 常夏ガーナが恋しくなっちゃうから。 寒いとこ行ったら、益々恋しくなっちゃうじゃん! あーーーー。I miss you Ghana!! さてさて、明日から RQ市民災害救援センター という団体に加わって、三陸海岸南部でボランティア活動してきます。青年海外協力隊の同期くんに声をかけてもらって、一緒に連れてってもらうので、詳細はあまり知りません。(長野集合でみんなでドライブ!)みなさん出身国はニジェール、ガーナ、バングラディッシュ??多彩な顔ぶれです♬てか三陸のどこなんだろう?電気はあるらしーけど懐中電灯必須、洗濯お風呂はたまーに程度らしーので、昨日やっと髪の編み込み外しました!一人でやったら映画二本分以上かかりました…トホホ(日曜劇場の「のだめカンタービレ最終楽章前編」&なぜか「2001年宇宙への旅」)東北から帰って来たらスパイラルパーマにしょっかな!ははは。 この市民団体、今回の東北地震の災害支援のために設立された団体で、母体は NPO法人日本エコツーリズムセンター という環境団体です。エコツーリズムを通じて地域活性化を図るという長期的な視点だけでなく、自然災害の救援も「自然と人との共生」の短期的な活動として位置づけ、その後の中長期への展開に繋げて行く、そういったコンセプトで専門家が集い、今回のRQセンター発足に至ったようです。 個人的に、ガーナで地域ぐるみの植林活動、環境教育をやっていたので、とっても興味あります。(タクミくん、素敵な出会いをありがとー☆) 災害ボランティアの様子は追ってご報告さし上げるとして、 今日はリクエスト頂いたガーナの歌姫たちをご紹介したいと思います♡ (いや、明日からどんな状況か皆無なので、最低限の仕事だけ!) そんなわけで、ビデオサイトに自分のアカウントを作ってしまいました。 SHOKOLA on vimeo へようこそ♥ ちなみに今年の元旦にビデオカメラ(コダックの防水playsports!!)ちゃんとはお別れをしてしまったので(泣)ガーナでのデータは2010年12月で止まっています。今はとりあえず、昨年12月に行われた、ガールズの

被災地の皆様へーガーナからのラブレターー

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こんにちわ! 想いの丈を拙くぶちまける、このブログを見てくだすってる皆様方。 本当にありがとうございます。 書いたり描いたりしないと、どうにも感情を処理できず前に進めないタチのようで、今はひたすら書いて描いて、ネットでガーナと音楽とアートを追う日々です。 元気に引きこもりしています、心配ご無用です! 3月11日の東日本大地震から一ヶ月。 先週末、東北地方は再び大きな地震に襲われました。 横浜にいても度々大きな揺れを感じました。 さらに雨が降り、夜は久方ぶりに冷え込みました。 アフリカ帰りの身にはこの寒さがとても堪えます。 被災地で再びこの大地震に遭遇された方、 避難先の凍える寝床で停電を経験された方、 皆様の状況は察してもあまり有ります。 そんな被災地の皆様へ、 灼熱のガーナよりラブレターをお届けします。 赤道直下の熱風が、皆様の心を少しでも暖めることが出来たなら幸いです。 3月11日から一ヶ月の先週末、 西アフリカはガーナの首都アクラで、在ガーナ日本人(主に首都在住の大使館関係者、JICA関係者による有志)による、東日本大震災復興支援のためのチャリティイベントが開かれました。その様子はガーナのメディアにも大々的に取り上げられました。 インターネットでも数日前から何度か特集され、私はその情報を追っていました。 この日、首都アクラでは伝統文化舞踊の大きな舞台があったり、ガーナ・ミュージック・アウォードという日本のレコード大賞やアメリカのグラミー賞に匹敵する大きな音楽祭典があったりで、私は各種情報源とツイッター、フェイスブックを行ったり来たりしていました。 とその時、友人の ガーナ人歌手ヤスミン の呟きが目に飛び込みました。 4月9日、ガーナ最大のショッピングモール、アクラモールで行われた日本人のチャリティイベントに参加した彼女は、その様子を リアルタイムでツイッターから情報発信 してくれたのでした。彼女の呟きには写真が添付されていて、イベントの様子がよく分かりました。最初に飛び込んだ写真には、大きな日本の日の丸にガーナ人が応援メッセージを書き込んでいました。 彼女は日本人のファンにもフォローされていて、私は正直驚いたものでした。 でも彼女の美しい歌声が日本やアジアの皆様にも届いていると思うと、とても嬉しかったです。

ただいま、お父さん!

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あるサイトを発見し、その弾みで書き上げてしまった 「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」 勢いって恐ろしい! なぜか取り憑かれたように書き上げてしまった手紙。 別に後悔する想いや言い残した言葉なんてないけど、 七回忌を迎えるだけの年月は流れていて 800字の制限、気づけば3800字を超えていた (どんだけ!) そりゃそうだ、私の人生はネタの宝庫。 大学三年で止まってる父との会話、 大人になればなるほど親の目線に近づく訳で、 経験を重ねれば共通の話題も増える訳で。 大学時代に男友達と明け暮れた麻雀を仕込んだのはあなたで、 本と漫画が大好きなこの体質はあなた譲りで、 旅行が好きなのも、好奇心が旺盛なのも、凝り性なのも、 クラシック音楽を刷り込んだのも、 全部あなたの遺伝子で。 私が自慢したかったのは、 銀行時代の華やかな丸の内OLライフと、 ダイナミックな金融市場を操るディーリングルームの裏話と、 優秀な外債投資チームの一員だったことと、 銀座プランタンの屋上のゴルフスクールに通ったこと。 今、報告するのは、 ガーナから無事に帰って来たこと、 バイクで事故ったし食中毒で入院もしてビデオもカメラも盗まれたけど (あれ?もしや、ちょっと悲惨?) 二年間、安全で健康に楽しく過ごしたこと 褐色に焼けた肌 美しく編み込んだ髪 相当腕を上げたチュイ語とガーナ英語 異文化と多様性に揉まれたこと いつでも迎え入れてくれる温かいガーナの母を何人も持つこと 子供達の輝く瞳 笑い声 庭のマンゴーとカカオとアボガド 植林のための畑仕事 ベンチで休む昼下がり 道端で食べるビニール袋のご飯 フフの前に飲むウォッカ ココナッツジュースとその中の実 猥雑なタクシーステーション 夜の街の喧噪 ネットカフェの速度の遅さ 何よりも恋しいのはうだるような暑さ 手足の皮膚が悲鳴をあげる乾燥 弾力のある黒く輝く肌 艶やかなロングドレス 頭の上の商売道具とお尻に乗せる乳飲み子 歯の抜けたオヤジの笑顔 餞別にもらったホロホロ鳥の卵 同居人がくれた素敵なカード ナオミとの日々 音楽家達とのありえない物語 日本に持って帰って来た、石鹸たち ガーナで出会った、美しく咲き誇る蘭の庭 別にしみったれた涙涙の物語を書く気なんて更々ないけど、 こうして書き出すと意外と話は尽きず、 そりゃぁ人生ネタですけど、 私はファザコ