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3月, 2010の投稿を表示しています

物語の予感3

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任地スンヤニに戻って、shokolaはがむしゃらに走った 勢いあまってバイクで事故ったりもした(笑) とにかく目の前の藁は片っぱしからつかんでみた おかげでオフィスで泣いたりボスと大喧嘩したりもした(爆) 任地に引きこもりの二ヶ月間、環境教育と石鹸作りという 残り一年の活動の核となる基礎を築きあげることができた。 アクラでのプレッシャーが活動を前へ前へと推し進め、 結果的にはプラスになった。 人生に無駄はない。 今だからいえる…(泣) 泣きごとを聞いてくれたみんな、心からアリガトウ そんなスンヤニ・コミュニティに入り浸ってたshokolaに アクラから一本の電話が入った。 「ハロー、アクラボニ(チュイ語でBad Boy/Girlの意。 まったく連絡をよこさないshokolaをなじって) 今度アクラで大きなステージがあるんだ こないだの日本のダンスをバックで踊ってほしいんだけど 人数集めて調整できる?」 キターーー!!!(^▽^)/ Sarkodieマネージャーのコーサからのオファーだった。 Ayuと考えてるチャリティイベントのゲストとかで歌ってもらえないかな~ とか空想にふけってたshokolaには寝耳に水の不意打ちもいいとこだったけど 「おひさー☆うん!いーよー!」 このときはことの大きさを深く考えもせず 二つ返事で承諾した。 同期の日舞メンバーと、ダンス経験者やポテンシャルの高い お祭りメンバーに声をかけて日程を調整して、 一年報告会でみんな集まったときに練習をした。 (「民間大使ガーナへ行く」の著書で有名な浅井元大使が 日ガの文化交流のために始めたよさこい祭りは今年で八回目。 ガーナ人がチームを作ってよさこい踊りを競い、 今年はJOCVが特別協力で縁日や柔道エキシビジョンをやった。 shokolaも特使別出演で日舞を習って踊っちゃいました! 同期koma(写真中央)はなんと大学の専攻が日本舞踊! Erajua(写真右)もお琴を習ってたという大和撫子!) 独特の艶めかしい色っぽい動きをする日舞 それをガーナ人ラッパーが歌うHip Lifeに合わせて踊る ガーナダンスを入れても面白いかもね みんなでキャッキャ言い合いながら 乾季の残暑がうだるアクラのドミトリーで汗だくになって練習した。 アーティストご一行はイギリス公演で不在。 細か

物語の予感2

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年が明けて2010年謹賀新年。隊員総会で再びアクラへ。 活動報告プレゼンテーションやら、自治会役員選出やらを乗り越えて、 みんなのお楽しみは後夜祭♪ ここでもシャシャっちゃいました、20-4! 学校や孤児院、病院の子供たちの笑顔に会いに出かけた Ayuとのクリスマスコンサートツアー (Ayuの記事を英文に訳して英語ブログにアップします☆) そこから生まれたブレーメンの音楽隊、別称:鼓笛隊またの名をチンドン屋。 後夜祭ではジブリメドレーをアンサンブル♪ 全部の楽器の音を超適当に楽譜に起こして急いで練習して。 みんなあんな適当な打ち合わせでよくやってくれたよ…(涙) サックス・ピアノ・サンシン・ウクレレ・ピアニカ・タンバリン・スズ・オカリナ! 演奏のとちりやハプニングも笑いの種。 そんな楽しい、好きなことばーっかやってたら、足元をすくわれた。 まーいろいろあって、私にも落ち度がありまして、ヒドク落ち込んだ事件があった。 起きてしまったことは仕方ない、厭な感情は忘れて (その後長く引きずることになるが) 今できる活動を頑張るしかない! てなわけで事件の直後、ひとりアクラモールに直行 好きなガーナ音楽CD & DVDを大人買い 高級レストランで贅沢パスタを堪能 自分へのご褒美はOLサバイバル術虎の巻 閉店間際までアクラモールの高級ネットカフェで非日常に浸ってたその夜 コーサがあらわれた まさか本当に来るとは思わなかった あのマネージャーである アクラ在住の彼は実家のセントラル州に帰っていていないはずだった 私はやりたいことがあってたまたまアクラ滞在を伸ばしていた (任期中に事故で亡くなられた武邊隊員のご両親と視察の旅で知り合った。 それ以来、武邊さんの任地アチェ村に折を見ては遊びに行っている。 ここはシュガーパインと呼ばれる小ぶりの甘~いパイナップルが名産。 武邊さんが設立したパイナップル協会は今でも健在! ご両親が建てられた学校が村の真ん中にあり、 TAKEBEの名は二十年経った今でも健在) 彼は仕事の合間にテマからアクラに車を飛ばした 思わぬ再会 モールを締め出されたふたりは駐車場に座り込んで世間話 その日のコーサは落ち着いていて、 彼のガーナ人ぽくないオブロニ英語も 前回よりは聞きとることができた Sarkodieの統括マネージャー

物語の予感1

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毎年12月初旬に国際ボランティアデーとゆーのがあって、 UNV(国連ボランティア)がイベントを開く。 今年のテーマは「環境」 JOCVもワークショップを企画してお手伝い! そのイベントに協賛したのがガーナ人歌手Sarkodie ガーナ中の若者が憧れ、口ずさみ、崇拝する稀代のラッパー ミーハーshokolaはHip Lifeが大好き Hiplife=Hiphop × Highlife(アップテンポで陽気なガーナ音楽) その大御所が突如目の前に現れ(写真右) 夢かうつつか鼻血が出そうなくらい興奮。 チュイ語MCで目立ったせいか 一眼デジカメでJOCVのWorkShop写真撮りまくってたからか オブロニ・ミーハーファンが珍しかったのか Sarkodieのマネージャー(写真左)に声をかけられた 「サイト用に使いたいので、写真データを送ってくれないか」 とにかくイベント目白押しで多忙を極めた師走 合間を縫ってネットカフェに行くもここはアフリカ。 ネット事情が悪く送信なかった。 今度いつかアクラに上がったら渡すねと約束した その二週間後、shokolaはなぜかアクラにいた 同期のみんなとクリスマスコンサートツアーをイブ前日に アクラ近くでやったからからなんだけど、 楽器や宿泊の関係でたまたまアクラに泊まることになった。 そしてみんなとクリスマスに伝統楽器のライブに行くことにした。 たまたま空いたイブ。 あのマネージャーと会うことになった。 デートである!! 女子のみなさんならお分かりであろう! オシャレに気合入れてメイクをするときのあの高揚感! (この場合、相手に関係なく準備のワクワク感が楽しい) しかもアクラデート!! 花金の銀座並みにテンションが上がるというもの! が、アクラに来る予定もなく、 任地にトンボ帰りするはずだったshokola 着る服もなければバッグもない 初めてのアクラデートの戦闘服は 長距離バス移動用のラク~な服に、スーパーのビニール袋。 日本ではやったこともない自然体を無理なく楽しめるガーナの魔力 青山のキャンパスをビーサン・ノーメークで歩いた学生時代が懐かしい(笑) アクラ市街地のレストランを指定してきたマネージャー まぁ悪くない。ガーナ人の遅刻も想定内。 マネージャー(写真左)は実は銀行員だという。 副業で音楽プロデューサー兼

一年報告会

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隊員は、二年の任期中に中間報告を行う。 先日、およそ二カ月ぶりに首都アクラに上がり、やってのけて参りました。 もう色んなことが重なりすぎて、 ものごとをうまく回すのに気を揉みすぎて、 疲れすぎてただ今任地で寝込んでます。 同期のSisters & Brothersの励ましがなければ 精神イッちゃってた 世の男子と同じく、上っ面が男前でタフであればあるほど 心はガラスのように脆くて繊細なのである。 誰か分かって!! プレゼン終えて進路ガイダンスの後は、カレー屋さんで懇親会。 そして同期で打ち上げはホテルビュッフェ! 普段目にすることのない豪華な食材に群がる女子たち。 今回のアクラ上京では殿下とお言葉を交わしたという 一生モンのおまけ付き。 でも一番シアワセだった瞬間。それは… ホテルのロビーにあるピアノを弾かせてもらったとき ピアノの音が好き ピアノの鍵盤の感触が好き 激しい曲、優しいメロディー、柔らかい和音、鐘の響き、 クラシックからジャズやジブリ、ガーナ音楽だってなぞれる 何も考えず、音だけを感じて、世界を表現する、 ピアノを弾いてる瞬間が好き …てなかっこいーこと言えるのは きっちり練習してばっちり弾けたときだけで、 それ以外の出来栄えはそりゃもうヒドイものである。 ガーナのホテルでしばしば耳障りな騒音を耳にするかもしれませんが どうかご容赦くださいませ

Shokola BLOG 国際化!

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もうすぐ一年報告会。隊員は一年たつと活動中間報告プレゼンを行う。 てゆーか一年!ウソ!早!今度こそアゲ足とられないよーに、気合い入れて臨みまっす! てなわけで一週間乾季のクソ暑い中、朝から晩までコミュニティとグリーンベルトに通い詰め、 夏バテ気味のshokolaであった。 最近、外人さんから「ブログ見たよ!」というメールがたまーに届く。 英語なんて自己紹介文と、何カ月もアップしてないお粗末な英語ブログしかないのに… (外人さんはやっぱ日本人よりも積極的?) いろんな人がいて、謎なメッセージもあるけど、 最近ドイツの中学校の先生からお便りが届いた! なんでもチラ出身のガーナ人がスクールバスを故郷に送ったというのだ! 文房具やらボールやら、宝の山を詰め込んだ夢のスクールバスは ただ今大西洋を航海中。 「チラの子供たちはどんな生活をしているのですか? ガーナで子供たちはどのように暮らしているのでしょう? 私の生徒はとても興味を持っています。 もしよろしければチラの子供たちと文通などで交流できないでしょうか? 私個人としては、ガーナの先生方と連絡が取れたら嬉しいです。 そしてあなたの活動や生活の様子を是非知りたいです」 途上国での生活や活動をブログで発信することで、 いろんな人に興味をもってもらい、いろんな人の思いをつなげることができたら そんな思いから始まったshokola life。またひとつ夢が叶ったー! (いやまだ何も行動起しちゃいないんだけど。) でもすっごい楽しみ!日本飛び越えてドイツとつながっちゃった! (いや欧州の方が距離的に近いんだけど、移民も多いし) 最近思うのは、自分の仕事は「人と人をつなげること」なのだということ。 村と村、個人と個人、農民とお役所、 ガーナと日本、そしてガーナと世界 人にいわれるほど社交的で人が大好きってわけじゃない 面倒くさいシガラミや規則なんて大嫌い ただできること、やりたいことをしたいだけ いろんな可能性や自分の世界を広げるためにも、英語ブログを充実させたい! てなわけで活動報告プレゼン資料をほぼ停止状態の英語ブログに さっそくアップしますので、ご興味あるかたはご覧ください☆ ちょっとずつ、ちょっとずつ! Kakura, Kakura, Akoko