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9月, 2010の投稿を表示しています

夢の扉の向こう側1

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半年間の沈黙を破って続報をお届けしま~す (書いてて厭んなっちゃう…もう半年も経ったのか…) SHOKOLA 達とガーナ音楽業界の人達のその後と、またも交錯していくいくつものストーリー。 夢物語で終わった人気ラッパー・サルコジとの日舞コラボ話、結局サルコジはあの音楽祭でいろんな部門の賞を総ナメにして大賞に輝いた。(なんのこっちゃ?って人は「物語の予感」あたりを読み直してみてちょ★) 人気なのは知ってたけど一番取っちゃうとは…エイ!サルコジ!…マジで???その様子は新聞、インターネット、テレビ、各種メディアに取り上げられ巷でも話題になった。ネットカフェの兄ちゃん達もそのネタで持ち切りである。 サルコジは一世一代の大舞台でメドレーを歌った。 (すみませんガーナ隊員にしか分からないネタですが)ラブソング" BABE " と不法移民 hiphop" BORGA " でガーナを席巻した新人歌手は" LIFE " で全国ヒットを飛ばし、世界的に活躍するセネガル人ラッパー AKON とフューチャリングし KONVICT レコード会社と契約、箔をつけた。 あの大騒動劇を吹っ飛ばすかのような凄ーい良いパフォーマンスだった◎素直に感動して「よかったな」と思った。家に帰って全ての事態を見守ってきたシスター・ナオミがそのダウンロード映像を鑑賞して言った。「…これ見てどう思う?私は正直切ないよ…」大賞の賞金は FIFA ワールドカップ 2010 のプレミアムチケット、彼は南アフリカへの舞台の切符も手にしたのだった。 田舎町のテレビもラジオもない家で暮らす SHOKOLA 。スンヤニの街角の電気屋さんでふと足をとめると、音楽祭 Music Award の舞台裏ドキュメンタリーのような番組が流れていた。 SHOKOLA の大好きな女性歌手 BECCA もそこに居た。彼女も違う賞を受賞していた。…それまでのことが全て夢まぼろしに思えてきた、4月のある日の夕暮れだった。 その4月に、 SONY がまたガーナに来ることを知った。去年の夏 JICA の HIV/AIDS 予防啓発活動と共同して、 CSR の一環でワールドカップ前哨戦を青少年に見せるためビッグスクリーンを持ってきた SONY 。ワールドカップ出場国でありながら観戦する機会

学校活動。

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はーい、やっと来ました学校活動。今、なんだか凄い展開になってます。 もともとSHOKOLAの学校活動は環境教育がメインだった。 日本にいた頃から抱いていた夢。走り出したきっかけはチャラ男教師・ガラントのナンパだった。 マッシュルーム農家さんの家に向かう途中、ヤヘマ中学校の校庭を横切ったそのとき、教壇に立つ派手なシャツの先生に声をかけられた。 「いつもここを通ってどこへいくの?…へ~、村落開発のボランティアかぁ。もしよかったらまたいつでも教室に遊びに来てね。生徒にとって君と英語で交流することはとてもいい勉強になるからさ。」 ガーナの学校は体育・美術・音楽といった情操教育の授業はほぼない。(生活の術となる家庭科や技術のクラスはある)毎週金曜、生徒たちがほぼ放置状態で好き勝手にボール遊びをするなか、数学・科学を教えるガラントはTシャツ・ジーパンにグラサンといった、どこからどう見てもとても教師には見えないいでたちで子供たちに体育の指導をし、卒業試験を控えた中三の生徒に補講授業を行う。 どこにいようが人間、見た目からじゃ何もわからないよね。そのギャップを自分でちゃんと分かってるのもまたカッコいい。 日本語や歌の紹介といった文化交流授業、環境教育をガーナのセオリー完全無視の参加型授業でやっちゃったり、リサイクル・バッグの作成をみーんなに協力してもらってワークショップしちゃったり(実はこれが一番大変だった…)、全校生徒集めたAYUとのクリスマスコンサートも、ガラントのおかげで実現した。 先学期は違う地区の中学校で同じく環境教育を行い、ここでは美術のクラスにつなげて「自分の環境について」みんなで絵を描いた。先生の中にチーフや薬学専攻の優秀な人がいて、「あもんち」や「モリンガ・ソープ」などのローカル石鹸について教えてもらい、とっても参考になった。 そんな中、AYUから一本の電話が舞い込んだ。 「ハロー、ヤーショコ★(SHOKOLAのガーナ名)エトゥセン、元気~?こないだ子供のイベント何かしたいね~って話してたじゃん?コイクとも話しててね、世界こどもの日ってゆーのがあるらしーの!その日にチルドレン・フェスティバルをやるってゆーの、どう?!」 11月20日は国連で定められた「世界こどもの日」である。ガーナは「こどもの権利条約」に批准して

植林活動☆

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大黒柱②植林活動もなんとかやってまーす☆ Tree For The FuturesというNGOと協力してコミュニティで苗畑つくってます。 森林局のプロジェクト・メンバーで唯一の理解者・私達の応援団長Mr.ジャスパーに紹介されて、シスター・ナオミと同居人・果樹隊員ノリくんとクマシにあるNGOオフィスに行って。全てはここから始まりました。 苗木は育つのにも時間がかかるし、特に果樹だと接ぎ木を雨季のうちにやらなければならないので季節も考慮しなきゃだけど、シスター・ナオミが中心になってNGOとコンタクトとって、森林局と打ち合わせを行ったり、コミュニティでワークショップを開いたりして、苗床作りを一から始めました。 この頃SHOKOLAは用事が重なってアクラとスンヤニを行ったり来たり。なのでSHOKOLAが活動する森林保護区の周辺コミュニティでは、ノリくんが中心になってクワティレ村のメンバーと苗畑作りを行いましたー☆水を得た魚ノリくん、本領発揮。ありがとう!いや~、グループ派遣で良かった◎アレンジを全てやってくれてるナオミにも感謝◎SHOKOLAは合間にコミュニティに顔を出したり電話口から、「ハーイ!みんなーおひさ~。どーよ?育ってる?苗木用ポット集めたー?」とメンバーを突いて、コミュニティでぶらぶら子供と手を繋いで歌を歌って、ふら~っと苗畑に立ち寄り、みんなの畑仕事を見守るだけである。あ、いや、これも大事な活動の大黒柱なんですけど!かなり黒子しちゃってます! でもそれを聞きつけた隣村のメンバーが「なんでうちではやらないんだー!」と怒っちゃって、人間関係にヒビが入りそうになったり。まーきちんとした理由があってのことだったので説明したら納得してくれたけど。いや~…正直ちょっと焦った。せっかく築いた信頼関係は些細な誤解であっという間に跡形もなくなる。肝に銘じておこう。エーメン。 そんな感じでモリンガその他ローカル・ツリーと、オレンジの苗畑作りも進んでまーす☆ カクラ・カクラ!