BANGLADESH★ダッカの岡姫に会いに行く!の巻


チンさんに別れをつげまして、China Eastern Airlineは南アジアへと飛び立ちました。
三十分くらい遅れて。
どうやら乗客がなかなか揃わなかった模様。

帰国間際の店じまいの一番クソ忙しいこの時期に、押し掛けてしまいました憧れのダッカ!そうです我が姫君、岡姫に会いにです。会わんことには人生始まりません。なんせこの方は青年海外協力隊(JOCV)の村落開発普及員の同期で、帰国後は一緒に被災地にいきました。道中ドライブや温泉も一緒に行きました。恋バナもしました。その後彼女とSHOKOLAは宮城県南三陸町のお隣同士、志津川と歌津とゆー目と鼻の先で活動。だが岡姫はここでも村落隊員ぷりを発揮、完全住み込みで地元の人と一緒に活動。いよいよご当地で婿さんもらうかってゆー時になって、今度はプログラム・オフィサーとして南アジアの故郷バングラデッシュ舞い戻りました。なんともアッパレな女友達です。


感動の再会ーーー!!!!!ダッカの国際空港で抱擁。
完全バングラ現地仕様の岡姫。
この国では女性は身体のラインを出さないよう、スカーフ巻いたり伝統衣装着たりします。その土地にはその土地の文化や習わし、生活、オシャレ、基準、価値があります。派手なベンガル人の顔と焼けた肌には、カラフルな色彩と模様の衣装がよく似合う。なんかちょっと感覚狂ってくるそうです。リキシャとかトラックとか、車輌もすごいド派手。

そんなワケで早速、現地服調達!
岡姫、べらっべらのベンガル語で交渉。
苦もなく半分くらいに値切ります。
見事すぎて、あやうく流してしまうところですが、現地語が半端ナイ。
アジア隊員、すごい!!!!!
アフリカ英語圏の、現地語が多少できるのとはワケが違う!
自分でゆーのもなんですがSHOKOLAは結構チュイ語できたほうだと思うけど、
駒ヶ根訓練所からみっちりやって、さらに一番フィールドに出る村落隊員(あと教職隊員なんかも出来る人多し)でがっつり喋って、かつ彼女は今オフィシャルな現地語も話す。(田舎の農民のおばちゃんと、首都の行政のお偉いさん、または都市の若者が話す言葉というのは、思いっきし違うものなのです。SHOKOLAはアクラでは完全に田舎者扱いです。ええ。)
この辺、スペイン語やフランス語も尊敬ですけど、ニッチなアジア諸国の(だってアジアの文字って、なんか記号みたい!笑)それぞれの言葉に通じてるみなさん、本当に尊敬。凄い!!!!!


あとバングラディシュ、イスラム教徒がほとんどのみなさまですが、
写真撮影にとっても寛容◎
誰も嫌がらない、金せびらない
(もちろん手練のフィールドワーカーにガイドしてもらってるってのが一番大きいのですが)
そりゃービクビクするよね、人の国で土足で踏み入るような真似は
やっぱアフリカって激しく異質なのかなー
マーケットの写真とか気を使うし、人によっては激しく怒られる。
異質ってのは、アジアと異なるって意味で。


あとお野菜、新鮮!みずみずしい!
素晴らしい!ガーナのひなびた人参や玉ねぎとはワケが違う…
いや、そもそも比較対象がおかしいって話か…
そーだよね。だって飛行機からも水場がたくさん見えたもん。
これで乾期らしい!
後から隊員さんに聞いた話ですが!
マジOMG(オーマイガ)です!!!

でも洪水などが起こって大変てニュースをよく聞くよね。

この後バンコクでたくさんの旅人に会ったの。
中には二年間旅して明日帰るってツワモノな人もいてね、でもそんな人でもサハラ以南のアフリカ行ったことないんだよ!「え!アフリカに住んでたの?!」って、いやいやいや(笑)二年間旅しててあなたどこ行ってたのって、こっちが衝撃的だよ!
そして「バングラデッシュから来ました」というと更に相手をビビらせる!爆笑
で、「バングラデッシュって、洪水の水害と貧困に苦しんでいる国でしょ、どうだった?」と聞かれる。「自然や食べ物が豊富で、シンプルでRICHな暮らしをしてるよ。田舎のほうはね。(あなたが旅行した)ラオスやカンボジアと一緒よ。首都はすごい人が多いよ」て答えたけどさ。

でも隊員さんの言葉を思い出した。
「この国の土質は砂だから、洪水が繰り返されて養分が行き渡るんだ。だからたくさんのおいしい野菜が作られる。野菜は本当に豊富だよ!」土木系の方だったと思うから、もっと専門的におっしゃってました。今思い出したーーーー泣。Mr.バックパッカー達にいってやればよかった〜…


お兄さん、スマイル!
優しいねぇ


屋台。
油を何日も使い続けていることが多いから、お腹を壊さないように気をつけよう!
ハイ、気をつけます(焦)買い食い大好き娘。
地域や場所、国によるよね、どの程度の気をつけが大事かは自己判断ですね。
岡姫の完璧なスケジュール・マネージングっぷりで、一度もお腹を壊さず(むしろいいものいっぱい食べさせてもらって少し大きくなった気が。アハハ笑)


スーパー、品揃え豊富!!!!!!
ガーナのスーパーが懐かしい!
いや比べ物にならないほど、ダッカのほうがカフェからスーパーから揃ってますが。

あー、一番懐かしかったのが、マーケットの臭い。笑
生臭い+何かがムワっとする感じ。あれはアフリカ隊員、懐かしいんじゃないでしょーか!ガーター(側溝)のドブ、路肩のガタガタのタイル、土と臭気の混じった空気があたりを満たす、卸したての服の黴臭さ、眠りこける門番のおっちゃん、真っ暗な歩道、もうもうと立ちこめる排気ガス、やかましいクラクション、建設中の建物。

初めてのバングラデッシュは「ザ・途上国!」って感じで、
何かもが懐かしくって、何もかもが新鮮で。

岡姫のいるバングラデッシュに念願叶ってこれて、本当によかったーーーーー!



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