Oti’s Sawmill 3


あくる日、スンヤニ郊外にあるその工場ってのに半信半疑で出かけてみた。

すると幹線道路に『Oti Yebowa Sawmill』のドでかい看板が。
あ、もしかしてオチさんの名字ってイェボアさん?
物々しい鉄の門、警備員がギロリ。片言の現地語で挨拶、掴みはOK。

「Mr. Mansaにアポがあって来たんだけど」「マンサ?そんな奴ここにゃいねぇよ、お譲ちゃん」「えー!」鉄門の横に座らされて待つこと30分。消えた警備員のおっちゃんの一人が、人のよさそうなごくごく普通の中年小太りガーナ人をひょっこり連れてきた。「お前らの言ってるのはメンスのことか?」

そう、大工のダニエルや管理人のモハメがずーっと説明してたのは、Mr. Mensのことだったのだ!現地語も分からず、筆談もできずに意思疎通を図り、やっとのことでたどり着いたミスター・メンス!

あなただったのねー!キッチンを作ってくれた張本人は!

挨拶もそこそこにやっと鉄門をくぐると、そこは広大な製剤所の工場だった。
まるで社会科の工場見学さながら、ミスター・メンスの案内についていく。
もう本当に果てしなくでっかい工場。機械がごうごううなってベニヤ板や合板を生み出していく。
てゆーか働いてるガーナ人、こんなにたくさん見たの初めてかも

奥のオフィスはさっすが製剤所
ドア・テーブル・イス、全ての木材家具だけがやたらと立派。
このスンヤニ製剤所の頭、Oti Yeboa社長の兄弟の部屋に通される。
ガーナ人でも地位の高い人は忙しそうだ。部屋にはギャングのような黒人兄ちゃん達がうようよ。挨拶待ち。
眼光鋭いオチ・イェボア弟君は、東洋からはるばるやってきた変わり者レディ達に興味津々のご様子。

「結婚してるのかい?」「シングルよ。それって貴方にとってそんなに重要なこと?」
笑う弟君。「25才で2年もガーナだって!?ガーナでは婚期だよ」
「あっそう。私はこの先10年くらいは結婚する気なんかないわ」メンド臭くて適当にあしらう。
「10年?!オイオイお譲ちゃん、10年ってこたぁ・・・」イチイチ年齢を数えだす弟君。

2年も祖国に帰らず異国でサバイバルなんて、どこに行っても珍獣らしい。



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