コミュニティー巡回②

第一回目のコミュニティー巡回から一週間、5月28日(木)にンゼメレ森林保護区の周辺コミュニティーを巡回した。

電話5分で済むような日程調整も、わざわざオフィスに呼び出されて口頭確認。物事を進めるのにほーんと時間がかかる。今のところ活動は週一ペースだぞ。学校隊員じゃこうはいかない、さすがは村落開発普及員。前回の大喧嘩&大荒れオフロードの車中とは打って変わって、今回の同乗者はみな寡黙。運転手も和やか、穏やか、安全運転。同じガーナ人でもこーも違うのか。

<コミュニティから森林保護区境界に創設された畑(グリーンベルト)までみんなで歩いて行く>
<ブッシュを突き進む>
ンゼメレ森林保護区担当のスーパーバイザー、フランキーは森林学校を卒業して森林サービス局に入局した。サハラ砂漠以南に位置するガーナでは、12~1月の乾季に吹き荒れるハマターンという砂を運ぶ季節風があるくらい、砂漠化は身近で深刻な問題。毎年7%の森林が国土から消えていく。物心ついた頃には木々や自の美しさの尊さに気づき、環境問題への意識からガーナの森を守るべくこの道を選んだ。
<優しいフランキー。苗木のことについて聞く>
今回の巡回では、コミュニティ・ファシリテーターとして働いていたヤオ・サミュエルも一緒だった。サミーは元銀行マンで、会社を辞めてPAFORM(住民参加型森林管理プロジェクト)に参加した。プロジェクトが終わった今、コミュニティーの人たちが自然環境を壊さずに自分たちで生活水準を向上させられるような住民組織化の活動を促すNGOを立ち上げた。ガーナにもこんな人がいたのか!英語も堪能なサミーの話はまさに開発学講義。彼は間違いなく私の二年間の活動のキーパーソン。
<写真奥がサミー。IGAの一貫でカタツムリの養殖をしていた説明。初めて見る活動の現場に興奮!サミーは心強いパートナー>
今回の巡回では実際にコミュニティーの人たちと話し、生活や活動の様子をうかがうことが出来た。
プロジェクト後もIGA(Income Generation Activity収入向上活動)を続け、自分の家でカタツムリを飼育しているおばちゃん。
森林管理の一環として保護区内の境界線に創設されたGB(Green Belt)で畑の手入れを続けるおじちゃんたち。

みんなに自分の言葉で自己紹介をした。こっちの人は現地語ちょっと喋るだけでほんっとに笑って手を叩いて喜んでくれる。腐らずチュイ語やっといてよかった。もっと頑張ろう。
<木の下でミーティング>
元ファシリテーターのサミーはみんなに顔が利く。現地語わかんないけど話まとめるのがうまくて進行がスムーズなのがわかる。「プロジェクト終了後もIGAやGBを続けてみんなの生活をよくしていこう」と、私たちが来た理由を説明してくれた。
<ペペワシの村のみんな>
今回の巡回でコミュニティの人たちが本当に温かいと思った。木の下やチーフのお庭で座って話し合って、子供が走り回ってて、台所でお母さんたちが料理してて、みんなで歩いて茂みをかき分けて畑を見に行って。やっぱ顔が違う。穏やかで、でもどこか真意の見えない険しい表情も時折見せ、笑うと本当に温かい笑みがこぼれる

<帰り道、やっぱり林業者の許可証の確認。保護区周辺で見つけたら確認を行うのも、スーパーバイザーの仕事らしい>

サミーとフランキーのおかげで、とても充実した活動第一歩を踏み出せた。家に帰ってからも、コミュニティのこと、サミーのこと、フランキーのこと、森林局のこと、プロジェクトのこと、今後の活動のこと、ご飯作って食べ終わった後もナオミとずーっと喋ってた。

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