アスケシ森林保護区
2009年6月16日、配属先の森林サービス局が行う住民調査ワークショップに同行した。行った先は産業林として森林管理、経営が行われているアスケシ森林保護区。
トヨタのピックアップで向かう途中、長い坂と深い溝で立ち往生して冷や汗をかいたのは一度や二度じゃない。アスファルトの幹線道路を30分ほどすっ飛ばし、赤土のオフロードを1時間30分走りあぐね、山を越え、川を渡り、森を抜け、着いた先はコミュニティ奥にたたずむ廃屋。
道すがら荷台に乗せた村人がみんな降りる。いつもお喋りばかりしている森林局のみんながテキパキと資材を運び、廃屋はあっという間にワークショップ会場に変身した。
道すがら荷台に乗せた村人がみんな降りる。いつもお喋りばかりしている森林局のみんながテキパキと資材を運び、廃屋はあっという間にワークショップ会場に変身した。
長椅子にきっちりと座るコミュニティのおじちゃん、おばちゃん。事務所のボスが司会を始めた。別の行政機関から来たガーナ人が、仕切りだした。どの村から何人来た?性別は?年齢は?宗教は?村の人口は?3グループに分かれてテーマごとに話し合いが始まった。
「ベイビー!結婚式はいつにする?」毎日冗談ばかり言ってるおっさんが、いつも飲みに連れてってくれる熊みたいなおっさんが、住民の意見や考えを聞きだすワークグループをまとまてる。それはそれは、衝撃的な光景だった。
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