Plantaion!!

6月23日火曜、プランテーションに誘われて行ってきましたー!
まさに現場。植林です。植林してきちゃいました。
誘ってくれたのは、コミュニティ巡回も一緒に行ったコフィ・通称ホリデー。「お前みたいなヤツは見たことない」毎日ホリデーなヤツだから?ギャンギャン騒ぐホリデーと、バリトン声でわめく運転手の掛け合い(痴話ケンカ)が本当に面白い。このハイテンションこそガーナ名物。
今日は植林オフィサー・ホリデーが担当するテイン2の保護区に行ってきた。

私の活動地域はンゼメレ保護区とテイン1保護区だったんだけれども、なぜか知らないうちにテイン1に任命された。ンゼメレのほうが村の雰囲気がよくて活動のツテもあったのに、なんでテイン1~~~。と思っていたけど、テイン1は植林オフィサー・ホリデーの担当。植林は全部の保護区でやってるわけじゃない。おまけにテイン1の担当者たちはみんな経験豊富。やっぱラッキーかも!植林みれるし!
実際やったのは苗木を植える前段階の、土地を図って杭をさす作業。茂みを突き進み、枯れ枝に足を取られ、背丈以上のトウモロコシをかき分ける。足場の悪い斜面、炎天下の激務。今日一日で絶対ヤセた自信がある。
ここらへんは、「移行帯」と呼ばれる森林地帯の前線。これ以上北にすすむと、低い木と草地の景色に変わる。そのギリギリに位置するこの保護区たちの森林のランクは最低で、植林や農業には適さないと資料に書いてあった。こんなに豊かな森に見えるのに。ここの森を守らないと、ガーナの森林資源はいずれ消えてしまうかもしれない。
だから植林して森を、土地を、ガーナの環境を守る。
でも植林するチークはいわゆる産業林としてガーナの外貨収入源になるもの。
一方で森林の地域住民は貧しいコミュニティが多く、生計や生活を森林に依存していることが多い。経済的自立を支えることが彼らの生活を豊かにし、しいては森林を保全することに繋がる。
だから森林に関わるみんなで森を育てて守っていこう
<チークの赤ちゃん>

Forest Managementは森林管理でもあり、森林経営でもある。"みんなで"というけれど、その恩恵を受けるのはチークを業者に卸す政府であり、海外に輸出する木材業者であり、だから輸出先の欧州はアフリカの森林資源援助に大枚はたくし、ガーナ全土を所有する各部族の長たちには土地支配権の手数料がふところに入るけど、じゃぁ森林といちばん深く関わって生きているコミュニティの人たちにはどんなメリットがあるのだろう。彼らにとっては木を守ることより明日の薪が必要なんじゃないの。
<WAWAというガーナの木>

環境問題はやりたかったし、ここで取り組むことができて本当にシアワセだけど、みんなの利益の取り合いを眺めてると誰のための森林開発なんだろうと思ってしまう。
それをコミュニティに押し付けてる気がして、いまはまだちょっと気が進まない。
環境と開発。
<帰り道にホリデーが顔をだした製材所。
業者を見て回るのも彼らの仕事>
<帰り道はピックアップの荷台に乗せてもらう。
バリトン運転手のイマニュエルが笑いながら120kmを出す>
<家でビールを飲んでたら…>

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