活動報告Aug09コミュニティ巡回②


やっと貸与されたバイクで二つ目に行った村、コベディ。
ホームタウン・チラのお隣の村。
 

オフィスの通勤にスンヤニに向かうときタクシーでで通りすぎてはいたけれど、
実際に誰が活動メンバーなのか分からず、
どうやってコミュニティに入っていったらいいものか分からず
途方にくれていた。

やっと知り合えたジョンラーと訪れ、メンバーを紹介してもらい、インタビュー。


 んが!!!
このおっちゃん、Mr.アモア(通称キャタピラ)
 

彼は知っていた。日本人ボランティアが来ることを。
彼は知っていた。JOCVが隣町のチラに住んでいることを。
そして(ほぼ)毎日スンヤニのオフィスに通っていたことを。
コベディの井戸建設のセレモニーにJOCVがいたことを。
(話しかけたかったけど、誰が活動メンバーなのか分からなかったんだもん!)
 

そして彼の怒りは、初対面のときに爆発した。

それは「この半年間、なんですぐ来てくれなかったんだ!」

という期待の裏返しだった。



村の女性がどれだけ苦労しているか、
子供を学校行かせるために
みんなどんな思いをしているか。

一言一言すべてが重くて、
ただの村の農民のおっちゃんとは思えないくらい
存在感のあるオヤジだった。



おまけにそのとき村の若者がチラの警察につかまって、
彼は説明に行かねばならず、インタビューは打ち切られた。
 
彼は去る直前に、
「今日来てくれたことに感謝する
君は今日からコベディのシスターだよ」
と言った。

期待と、失望と、森林局や日本人やらプロジェクトやら
色んな思いが混ざり合ったやりきれない思いに、

思わず泣きが入った二つ目のバイク巡回コミュニティだった。




成長したカタツムリたち。
もっと増えたら、メンバーで分けてみんなのお家で育てて
生計向上のために使う。

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