アラカルト・なう


昨日、文教大学におジャマしました。
アフリカでのボランティア活動についてお話するためです。
国際協力論の授業で30分間!
帰って来て三ヶ月、奇麗には要点まとまらんかったけど
新鮮で率直な経験談は話せたかな…
全身ガーナドレスを披露♥

そしたらこの国際の学生さんは「文教ボランティアズ」という
世界中のフィールドで活動してる団体があって、
そしてRQ河北で子供に勉強を教えているという
噂の学生さん達だった!!!

うわー、まさか協力隊の話しにたまたま行ったところが
RQだなんて、なんたる偶然!!!

林先生の開発論&現場の話も伺えたし◎
先生の授業講義、大学時代を思い出した。
一生懸命、国際政治の授業聞いてたなぁ。
林先生の講義は鬼気迫るものがあった。
「不平等」って言葉が、どれだけリアリティを持つのだろう。
先進国と途上国、ボランティアの現場然り。


そして明日から登米に戻ります。
RQ市民災害救援センターで三回目のボランティア。
今回もまったく状況が変わっているので、
柔軟に、全体と現場と、感覚とロジックと、
研ぎすまして、緊張感をもって、
でも自然体で臨みます。
自分に出来ること、しか出来ないし!
ボランティアです。

ちなみにこの写真は
二回目に活動した5月の志津川の餅つき大会。
宮ちゃん記者の力作♡
雨だったからピンクのパーカーかぶって
おばちゃん達に進められるままに
ひたすら餅を食ってたところを激写された!
サボってないってーーーー!
やー、でも餅娘ショコラ。まじうまかった…
この日の様子はRQのブログに書かせて頂きました〜♬
どうぞご覧ください、
いろんな人がいろんな活動してる様子、
現場の様子がよく分かると思います。


今月はねー、一週間大阪にいたのですが
あのドライブ旅行で実は
日本の神様、仏様に御挨拶回りをしていました!

東名高速道路で富士山を拝んだ後、
日本の神社の大本、天照大神様のおわします
伊勢神宮の内宮に直行♡
「女神様だから天女系レディに優しい」
とは元売れっ子銀座ホステスにして小悪魔作家の蝶々さんのお言葉。

ここが本宮とは知らずに気を利かしたMAMYがパチりw
おかげでナイスショット☆
五十鈴川も綺麗で、
別宮の荒魂さま新魂さまにもゆっくりご挨拶できました。

翌日は下宮にも参拝!攻めます!
豊受大御神がおわします本宮、その下宮もよかったです。
座布団曳いて土下座してる人、
祝詞のようなお唱えをしていた人、
なんだか濃かったー!そしてめっちゃ神聖だったーーー
うん。

そんなワケで日本の神様の物語と、
伊勢を舞台にした伊勢物語と、
その主人公の色男・在原業平と
(ユリウス・カエサルにハマったとき以来ぶりくらいに
歴史上人物にハマってる♥)
彼をモデルに書き込まれた恋愛ドラマ源氏物語と、
藤原道長の治世に作家として女として苦悩した
紫式部に
心がざわめき思いを馳せ
物思いに耽っておりました。


伊勢から熊野にくだった山道、海道は、
登米の美しい山道と
三陸海岸の瓦礫の景色が
否が応でも目にちらついては離れることがなかった。
熊野の道は厳かで、切り立った山は緑の色も深く、
人を簡単に寄せ付けない。
登米の山はなだらかで、山肌は色合いが柔らかく、
本当に細やかな自然の美しさがあった。
五十鈴川をたたえる伊勢の入り江は美しく、
リアス式の海岸には前衛アートのように
奇抜に切り取られた岩が海岸沿いを飾る。
私が見たことのない、三陸海岸の浜も、
こんなに美しかったのだろうか。
海の色が違うことがよく分かった。
綺麗に並ぶ漁船の、正しい整列の仕方を見た。
透き通った海を覗いた。
半島の海岸線と海との境界線が、一本の線であることを知った。

第一霊験所である熊野那智大社で始めた
御朱印。


那智大社のすずり屋さんで、
不思議なおじさんに会った。
絵筆が欲しかっただけなのに、
すずりの玉石について目をキラキラ輝かせて
魂から語るおじさん。
天皇皇后両陛下がお店にいらっしゃったときの
エピソードを教えてくれた。

でも、そんないいすずり、きっと高いんでしょ。
あの真珠屋さんみたく、売りつけるつもりかな。

「私、硯なんて買うお金ないよ」

「そんなんええがな、この話を覚えてくれとったらええ。
伊勢は七度、熊野は三度、ゆうてな。
一生のうち、あと二回来たらええねん。
お姉さん、また来てな」

本当に思いやっている真剣な温かさが伝わったので、
ふいに涙が溢れて来た。

「なんで、こんな大切な話、私にしてくれるの?
私習字やらないよ」

「そういや、中田英寿さんのときもそう思うたなぁ、
なんで自分なん?て」

今度はヒデの話が出て来た。
海外を旅行して帰って来たヒデが
日本の伝統を勉強するために
おっちゃんのすずり屋に来たらしい。
人の世には巡り合わせというものがある。
私が筆と墨を選んだのもアフリカに行ってたからだ。

「なんでやろうなぁ、不思議やなぁ、
でもな、それでええねん。
お姉さんも、呼ばれてここに来はったな。
将来が楽しみや、頑張ってな。
また来てな」

おっちゃんは最後まですずりの玉石が
どんなに素晴らしいかを熱弁していて、
それがあまりにも純粋に真っすぐに私に向けられたので
私の中の何か、が共鳴したのが分かった。
那智大社のすぐの参道にあるお店からの帰り道
見下ろす景色は壮大で、
私は筆を大事に抱えながら、石段を一段一段踏みしめ
来た道を一歩一歩降りて行った。

「またね」

神様、仏様、すべての思想と宗教を受け入れ、
いかなる修験者も拒まず
時代の流れに沿って歩んだ熊野。
雲間に霞む山頂は幽界に通じると
古来から言われており、
あの神秘はなるほど神も仏も弁慶も、
全てが住まう深い森の色なのか。

本宮、那智、速玉の三社ゆっくりとお参りすると、
各社で東日本大震災の弔いの看板が掲げられていた。
日本に帰って来たご挨拶と、
被災地への、被災者への、
歌津のおばちゃん、本吉のおんちゃん、鹿折の姉さん、
みんなへのお祈りをこめる。


それぞれに祭られる神様、仏様、
そして那智の瀧に住まう龍神様にゆっくりとご挨拶をした。
サスケも一緒に!なんてご利益のある犬だ、
老体にムチうってよく頑張りました(泣)

母娘水入らずのドライブ旅行、
最後は高野山の空海さんにお参り。

空海さんの廟のある奥の院、
その霊園のお墓にむす苔はむしむしで、
幽界の異質な空気に包まれていた。


千年前に生きたまま即身成仏した空海さんは、
今も高野山の頂上で座禅を組み、いろんな人の死とその先と、
全てを静かに受け入れている。


でっかいでっかいエネルギー、
奥の院は座禅を組む空海さんのケツの穴くらいなんじゃないだろうか。
おばあちゃんが気を利かせて、廟で父の七回忌の三日供養を行ってくれた。
金剛峰寺でもやっぱり不思議なおっちゃんに出会って、
御朱印を書くと「今日は暇やから一分間講義をしたろう」
そういって空海さんの歴史を教えてくれた。
しまいにはその達筆な説明書を
ショコラとマミーにプレゼントしてくれた。

父が私達家族を毎年戸隠高原スキー場に連れて行ってくれてたのは、
4月1日がリフト券フリーパスになるからだった。
戸隠の山に住む現役森ガールのおばあちゃんの言葉から記憶を辿る、
私達は最後の春スキーを身体が粉になるまで堪能いしていた。
あの時泊まっていた別荘は、どこらへんにあったのだろう。
同年代の家族と、友達と、昼も夜も騒ぎ遊んだ雪山。
その戸隠の奥社に、やっとお参りにいくことができた。
天照大神の弟、須佐之男命も相当な利かん坊のやんちゃ坊主だったんだろうな。
天照大神がへそを曲げて閉じこもった岩戸の前で
史上初のストリップを行った天細女命は芸能、舞楽の女神様。
可愛らしい日御子社でしっかりお祈りをする。
岩戸舞楽を作った知恵の神様、岩戸を放り投げた神様、
戸隠山の地主の龍神様にご挨拶。


小雨降る、新緑の鮮やかな、霧に包まれた飯綱と戸隠の山を走り抜ける。


のこぎりのようにギザギザに切り立った戸隠の峰は、
まるで九頭龍神様の背びれのようで、
龍神様は今もこの信州の山奥にとぐろを巻いてじぃっと息をひそめている。


そして毎年この季節になると降る雨にぶるっと身震いを起こし、
どこかで地滑りが起こる。
静かな山奥で乾いたピアノの音に心を響かせ、
木琴の音色に耳を傾け、太鼓の鼓動に魂は静かに歓喜に震える。
むせるような鮮やかな新緑と、全てを優しく包みこむ霧雨の中で、
身も心も自然に溶けていった。


最近、ワンラブからよく連絡が入る。
ヨーロッパのコンサートツアーまっただ中の彼は、
ロンドン、パリ、ストックホルム、ブダペストなどを忙しく飛び回っている。
最後に電話で話したのはガーナを出発する前の五月。
私が被災地に入る度に、心配してくれていた。



太鼓で有名なナイジェリアはヨルバ族出身のサンデーは、
西アフリカでも有数のパーカショニスト。
彼も三ヶ月の欧州演奏旅行に出ていて、
ガーナ人の大御所歌手エボ・テイラーおじいちゃんの
バンドメンバーとして今は活動している。

そしたらなんと、エボ・テイラーおじいちゃんとバンドメンバーが
丸ごと日本の野外フェスに来ることになった!!!!!
こんな偶然てアリ?

まさか私が日本にいる間に、サンデーが日本に来るなんて!
おじいちゃんもサンデーも、初アジア、初日本である!
一体どんな運命のイタズラだ、神様、相変わらずヤッテくれるぜ。
サンデーが私の住むガーナの片田舎に演奏に来た、
今年の正月の奇跡を思い出す。



サンデーの親友エナジーは、今在ガーナ日本大使館で働いている。
今朝やっとエナジーと連絡が取れて、スカイプでしこたま近況報告。
ブラックダイアモンドの舞台となったシエラレオネの村に出張が入ったエナジー、東北地震で被災地に入っている私は、お互いの活動報告だけでも十分刺激的。

だけどそれ以上に、お互いの親友達、
ワンラブとサンデーがそれぞれのツアーで欧州を飛び回っていて、
彼らどうしも
「今ボルドー」
「明日、ロンドンからパリに行くよ」
結構ニアミスしていてやっぱり話題は
サンデーの日本行きで盛り上がっている様子。

ガーナ最後のワンラブのコンサートでジャンベを叩いていたのは
サンデーで、私とエナジーは一緒に聞きに行っていた。
ジプシー音楽とヒップホップの融合という
ワンラブの音楽が私はとても誇らしかった。


ガーナ最後の夜ジャズバー+233でサンデーが演奏したのは
葉加瀬太郎の情熱大陸で、私は今もその太鼓の鼓動を身体が憶えていて、
忘れることが出来ない。

サンデーが日本に来る。

エナジーにとっても、ワンラブにとっても、私にとっても、
みんなにとってそれはとても鮮やかに映っていて、
私達は興奮を抑えることが出来ない。

私は日本で、エナジーはガーナで、
サンデーはドイツで、ワンラブはイギリスで、
今この瞬間お互いの場所にいるけど、
私達の友情は時を越えて、空間を越えて、繋がっている。
ガーナの物語は、今もまだ続いている。
しかも最高に興奮するシナリオで。

Life is wonderful.


エナジーは今日も詩と芸術のイベントで、ステージに上がる。
Mr.Cool…… Love & Peace!! One love, One heart!!......
御託はもう結構。
そんな綺麗事はいらない、汚い現実を受け入れて、行動を起こして。
まずは目の前の人ひとりをちゃんと愛して、現実を生きて。それからでしょう?」

「早くガーナに戻っておいで」

私の物語も、本当の意味で歯車が回りだすのは一旦はアフリカに戻って、
自分の足で世界に生きて、それからなのかな。

コメント

佐藤 さんのコメント…
文教の学生です。
この前は貴重な体験をお話していただきありがとうございました。

青年海外協力隊にとても興味が湧いたので、今までのブログの方を見させていただこうと思っております。

これからも応援してます♪
SHOKOLA さんの投稿…
わー★ありがとうございます。
とても嬉しいです、ガーナでの活動、アフリカの生活、景色、人、文化、いろいろ見て楽しんで、考えて、感じてください。
最近ガーナの写真を現像したんですね。それで写真屋さんにももっとみんなに見てもらえたらいいのにっておススメされたから、今度だーっとgalleryみたいにアップしようと思います!お楽しみにー♬

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