喧噪とゴージャスの狭間に揺れる、魅惑の駐在員ライフ@香港

一気に駆け抜けます、香港ライフ
なんて素敵な、旅の始まり

あと七時間後には空港にチェックインしてエチオピア航空に乗り込みます

エチオピアの首都アジス・アベバで乗り換えて、
その次にはガーナの首都アクラに到着している翌日!
暑いんだろーなー

だから心に映る景色、徒然なるままに想うことを、書き留めます



近未来都市、香港。
繁華街を歩いてて一番楽しかったのは、工事現場の足場が全部竹なこと!!!!!
ウケる☆ラブリー♡でも、一番合理的◎
金属よりもしなやかだし、天然素材だから環境に優しいし、何よりとっても経済的。
そーいやショコラが働いていたガーナの森林サービス局の同僚ガーナ人も、
バンブープロジェクトの研修で中国に来ていた!
ガーナ南部に竹は生えているけど、中部の森林移行帯にはまだまだ少ないバンブー。
アフリカでも活用の途、大!なエコ資源★


このピンク・チラシも繁華街の一角より。
日本と一緒ですね、キャバクラとかクラブとか。
香港で流行っているのは、その国のお姉ちゃん達が踊って歌ってくれるカラオケクラブ

「韓国カラオケ」やら「フィリピン・カラオケ」(「日本カラオケ」もある)

あ、ちなみに今一番の人気はやっぱし「韓国カラオケ」
しかもKARAを歌ってもらう!ことだそーです。
さっすが今日本人旅行者の行きたい海外旅行先ランキング一位の韓国(二位ハワイ、三位忘れた。台湾?)中国人や香港人の間でも、人気抜群です。


でもこのキャバクラ、日本のそれと何が違うって、
本番最後までアリ
で、香港で働くビジネスマンがよく接待に使う場所なのだそうです。


なにそれー!どゆことー!
よく分かんないけどすごーい!
恐るべし香港!
いや一番よくないのが、こーやって聞いたことだけ書いてること…
実際見なければ…!!!!!
でもごめんなさい、今回はいろんな方に会いお話を聞くだけで、
実際に訪れることはついぞ出来ませんでした、残念無念。

日本のハプニングバーのようなことが起きているリアル・キャバクラか?
ショコラの想像は膨らむ。

三年振りの女子校同窓会を、渋谷と新宿のハプニングバーに女子六人で敢行、
目の前で起こる乱交やストリップ本番ショーを眺めた記憶が蘇る。笑 hahaha)


この超豪華なお鍋セット!
ビールもたらふく飲んでひとり頭100HKD(千円くらい)安!
そうです、物価は安いです。
決して激安ではないけど、かなりのハイクオリティがお手頃価格で楽しめます、香港。


こちらはローカル雑踏のおかゆ屋さん。
一杯60HKD!めちゃうま♡


最後の晩餐、ベトナム料理。
えーと、値段忘れたけど、ショコラの大好きなオシャレ(飲み屋)地区SOHO♡
長蛇の列、待つ甲斐あります!

親友は金融ガール
大学の友達なので十年来か
自然、香港ステイの間、彼女のお別れパーティでお会いするアラサー日本人駐在員の方々からいろんなお話を聞くことができました。そこは彼女の人徳。香港内外から、いろんな業界の方々が集まります。

でもカタギの仕事から離れて三年、
なんかもー今や単なるいち個人、ひとりの人間、宇宙人「SHOKOLA」でしかないので、
自分のことを説明するのがなんと難しいか!苦笑
だってー、社会的肩書きなんて、捨てちゃったもーん!
今回の旅も、自分の村とアクラの仲間に会うための「里帰り」
まったくフリーな立場でガーナに戻って、アート仲間といっぱい交流する「アート修行」

とか冗談半分、本気半分でのたまったら、みんなウケてくれた!
よ、よかった…ハハ。
画伯、ガンバルよ☆


そんな中でも印象深かったのが、同じく日本への辞令が出て一ヶ月後に帰国という、
とある金融マンの「先輩」。日本人、アラサー男子、独身。

「先輩」は、この旅人のファンキー姉ちゃんがまさか元銀行ウーマンで、しかもかつて証券よりのマーケットサイドで働いてたとは露程も知らずに、何を頼んでも「品切れです」を繰り返す店員に注文を繰り返しながら、やっと来たハイネケンのビールを飲みほしつつ、こぼした。

「汚い仕事なんだよ〜、別に騙してお金儲けしてるワケじゃないけど、
レポート書いてお客さんからマージン抜いてさ」

「先輩」は、ショコラが「ガーナって、みんなチョコレート食べてるんですか?」という他の人からの質問に対し、奴隷貿易の歴史や食品産業の搾取の話し始めると「コーヒーやカカオは、一次産品だからね」と相づちを打ち、説明を加えてくれた。

ショコラの嗅覚が思い出した。この「先輩」と同じ匂いのする、優しい、頭のいい、素直な銀行時代の同期くんや、本当にジェントルマンだった上司達を。

「先輩」は昔から海外駐在に憧れていて、やっと念願かなって香港に赴任した。
のも束の間、一年と半年たったころ日本への異動を命じられた。
辞令が内々に告げられたその日はそのまま朝の六時まで記憶のなくなるほど飲み倒し、携帯をなくした挙げ句、果ては財布も消えたそうである。

「帰りたくない〜!」
椅子になだれる「先輩」を、後輩くんたちが慕ってビールで乾杯攻め。

「本当は、馬が好きなんです。
競馬が大好きで、ロンドンにも見に行くんです。
馬の仕事がしたい…
でも僕は安定した仕事と生活が大好きなんです。
だから今の仕事は最適なんです」

アラサー・ビジネスマン・香港駐在員の男性陣に対して、
アラサー・金融ガールズ(トランジット組も元金融)の布陣の今宵のパーティ。

元金融/現投資家でアジアを飛び回るパワフル・アラサー女子が放つ
「馬の仕事、すりゃーいいじゃん!馬主、紹介しますよ!」

「馬で安定したお仕事も、あると思いますよ?先輩」
自由人ショコラはそー思う。
一度きりの人生、自分が好きな、楽しいこと、したらーいいじゃーん♬

どこかでショコラの昔話になった。
眠らない金融市場を繋ぐ外貨のディーリングの様子を、
「先輩」は興味深そうに聞いていた。

「そっかー、じゃーそーやって海外を行き来している上司や先輩たち、
海外の部署と密接に関わり一緒にやる仕事も、アフリカに行くきっかけだった?」

そうですねーーー。その解釈はちょっとぶっ飛び感がなくもないけど、
部署の人たちは頭が良くて凄すぎて、まったく身近ではなかったけれども、
でも海外は身近だったし、その身近感が、他のきっかけとも相まって、
アフリカも遠く感じさせなかったのかもしれない。

「うん」

お世話になった銀行時代のおじさま方、優しい同期くん達は、今どうしているのだろうか
世話を焼いてくれた先輩は念願かなってロンドン駐在
同期くんのひとりはシンガポールに赴任
行員時代に遊びに行ったニューヨークの超高層ビルのオフィス
この香港にも、あのディーリングルームの誰かがいるはず

あの時、おじさま達からいっぱい聞いた駐在話。
まだBloombergがない時代、ロイター通信のアナログ相場、9/11の体験、
そのリアル・駐在員ライフを送っている場に、今いる。
ショコラを温かく見守り育ててくれた上司は、香港駐在員だった。

あの素敵なおじさまも「韓国カラオケ」に通っていただんろーか!!!!!

「駐在員は手当がいいからねー、おうちも広いし、自然も近いし。
やっぱり日本よりは、ゆったり暮らせるかな」

とは、NY & LDN 駐在歴を持つ当時アラフォー家族持ちのおじさまの言葉。

その言葉通り、香港の喧噪を彼方に見下ろす高層マンションで、未だバブリーに暮らす駐在員たち。その様子は仕事や業種によっても様々で、でもやっぱしその中でも金融はいまだに飛び抜けて華やかだ。

女性で多い駐在組職業はCAだけど、男でも女でも二十代で海外駐在の座を勝ち取った彼らは日本のエリート・サラリーマンだ。企業が手厚く保護するのはもちろんだろう。本人達も自覚がある、いい住居があてがわれ、物価の安い香港を経費で豪遊し、日本よりも縛りがなく自由に、彼らは社会活動を営み、日本よりもシガラミの薄い環境で仕事に励み、駐在員の定め通り二三年で帰国するのがほとんど、次の駐在国に向かう者もあれば、仕事によってはそのまま定住し、気づけば十数年。香港はとても暮らしやすいところである、それがショコラの感想。(いやーアフリカへのトランジットじゃ、なに言っても説得力ないですけ。笑)

カジノに渦巻く熱気と舞い散る紙幣、
道路に飛び出すネオンの看板、人の濁流、
繁華街の軒並み、酒場、モール、喧噪、
上下左右、どこを見ても終わりがない
縦横無尽に走り回る車、物、金、人、ビル、
香港の街、街、街


「資本主義の中で働いてるって感じ」


出会った誰よりも質素に生きる親友は、
出会った誰よりも最高に贅沢なマンションの39階を会社にあてがわれ、
用意された最高級ホテルの29階の角部屋で早朝のフライトを待ち、
向かいに見える自分のオフィスの高層ビルを眺めながら呟いた。

ショコラがアフリカを選んだきっかけは、
それは彼女が学生時代にアフリカの地域紛争の研究をしていて、
南アフリカをバックパッカーで訪れ語学留学していたからだ。

彼女はそのままロンドンに留学、ショコラは日本で銀行に就職した。
三年後、ショコラがおじさま達に見送られ退行した日、
丸の内で最後まで待っててくれ一緒に過ごしたのは、東京で証券に就職した彼女だった。
ショコラはアフリカのフィールドへ降り立ち、彼女は香港の金融街に赴任し。

香港最後の日、セキュリティの厳しい金融のビルに一緒にあがって
Blackberryを会社に返しに行った。

そのオフィスの眺めに、ニューヨークで覗いた金融ビルの資金室を思い出した。

二十歳そこそこから近いフィルターで世界を覗いてきたから分かる

いかに香港が、物と金と、人の欲でうごめいているか
世界がそうやって動いているか
金融で働いているからこそ、露骨にみえてしまう

彼女の古い友人はショコラとガーナのJICAオフィスですれ違い、
西アフリカの後発途上国リベリアに赴任する。

でも彼女もいつかアフリカに戻る。
きっとショコラとは違う道で、違うカタチで、お互いにしか出来ない仕事で。
最後の最後のお見送りをして、
彼女は日本へのフライトへ旅立った。
彼女の香港ライフの恩恵を一身に受け、
ショコラは今からエチオピア航空でガーナに向かう。






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