BANGKOK★旅人の聖地カオサン


雲南省昆明は東南アジアへのゲートだそうで、乗り換えの一大ハブです。

バングラからのトランジットで昆明のチェックインカウンターに並んでいると、前の男性二人が楽しそうにステップを踏んでいます。ん?!空港泊でロクに寝なかったせいでついに幻覚でも見たか。すると年上ダンディのサングラス越しに目があった。会釈。またステップを踏み出す二人。ダンディが確信をもってこちらを振り返る。や、やばし、ノーメイクで寝ぼけまなこ、寝不足で頭は回らず、髪はもとからクチャクチャ。

「バンコクに行くの?」
「ち、違います。あ、ハイ、今回はバンコクです。」
完全に思考停止中で会話が噛み合ない。ついでに質問も的外れ。
「ダンサーですか?!」
「うん、そうだよ!」

お茶目なビジネスマン・ダンディ。
トランジットを兼ねて数日ステイする予定だと告げると、
「タイにはもう十年住んでいるんだ。家はチェンマイだけどね」といってホテルと連絡先のメモをくれた。おぉぉ、幸先いいお守りだ!
聞くとこの英国紳士と相方のアメリカ兄ちゃんはお互いタイに住んでいて、一緒に雲南旅行に来たそうだ。へーーー。タイって欧米系の人も働いてて、しかも雲南はそーゆー人が来る場所なのか。アメリカ兄ちゃんは、ひとしきりタイ料理と日本料理について語ってくれた。毎朝日本食だそうだ。

英国紳士に見守られ座席に着くと、隣に窮屈そうに二人の白人男性が座っていた。
何語だか分からない。フランス語、にしちゃーちょっとクセがあるような。ドイツ語?オランダ?話すとフランスのバスク地方出身だそうで、これからタイに二週間、バリに二週間、そしてオーストラリアにワーホリに行く途中だという!!!なんつー自由な旅プランだ!!!!いいね、若者☆☆☆
滞在シートの記入でたまげた。わ、若い…ホリが深いので全然フケて見える…でもよく見ると若い…そしてSHOKOLAも相当若く見られていること間違い無し…
片言英語を聞くと、タイ人ファミリーが営む安いゲストハウスを知っていて直行するという。
英国紳士の連絡先は文字通り、お守りと化した。
乗った!一緒にいくーーー♬イケメン・フレンチ・ボーイとの道連れ旅が始まりました
しかも二人ってのがミソね、別に一人でもいいけど何かと面倒だし、この逆ハーレム感…190cm超えの長身イケメン両脇…たまらん!笑


勝手しったる如く、なんの迷いもなく空港エキスプレスの電車からトゥクトゥクに乗り換えて街を疾走する。いやー、重いスーツケースの移動なのでメンズがいると助かる。トゥクトゥクに乗ると一気にテンションがヒートアップする二人!とSHOKOLA!笑。精神年齢同年代です。狭い路地を抜けて辿り着いたのは、古民家のゲストハウス。

「もしかして、カオサン地区?」「うん、そうだよ。二年前に二ヶ月滞在したんだ」若いのに、更に若いときに二ヶ月もいたんかい!しかもカオサン地区に来れてしまった!ヤター☆☆☆憧れだったの、カオサン・ロード!だってネパールのカトマンズ、インドネシアのバリと、アジア三大World Travelerの聖地/ヒッピーの巣窟・カオサン。英国紳士からはバンコクの中心から離れるからって心配されたけど、こっちに来れてよかったー♬
さっそく三人でカオサンを歩き、さくさくとエスコートしてくれる。
若いイケメン両脇に歩く憧れのカオサン…たまらん!笑


カオサンは旅行者のメッカだけあって、見事に外人だらけ。
地元民は旅行者相手に商売営む人しか見当たらない。人、人、人。ドレッド&タトゥーの白人率高し!もしくはスキンヘッド!黒人以外のドレッドをこんなにたくさん見たのは生まれて初めてです。アジアにこんなに白人がうようよしてるなんて。しかもこんなにヒッピー宇宙人たちが未だに生息してるなんて。まさに聖地。

なぜカオサンに来たかったって、旅の情報収集&準備をしたかったんですね。
だってバックパッカーだもん♬でもまだ一人でカオサン歩けない。右も左もわかんない。夜帰ってくると、ゲストハウスのベンチの前に宿泊者と思われる面々がビール大瓶片手に語らってる。紅一点ゲストガーナ仕込みですからグラス不要で大瓶を飲み干します♬笑 国際協力の舞台から一転。スキンヘッドやらドレッドやらタトゥーのいかついお兄さん/オジさん達がたむろする安宿古民家で、夜な夜な語らうの図。


写真はレゲエ・バーのマイタイ♡
暑くて脱ぎだすフレンチ・ボーイ。
もうやることなすこと、全て若い。単なるやんちゃ少年。

目の前には日本人の同い年兄ちゃんがいらっしゃいます。タイは八回近く来てるという。格安Air Asiaの日本への片道切符が2500バーツで所持金と同額。ビール飲んでる場合ではないと笑う。とゆーわけで明日はタイ人とぽん引きやってキャッシュを稼ぐという。日本人ひっかけるなら日本人でしょ、とタイ人から指導料を巻き上げるあんちゃん。筋金入り、伊達じゃありません。「ちなみにお向かいのゲストハウス、たぶんカオサン一の安宿だよ。和服着てギター抱えてる流しの日本人のお姉さんがいてさ。路上ライブやってんだけど超いいよ、昨日もこのベンチで歌ってくれてさ。」それでオーナーのタイ人おばあちゃんはうるさくて眠れないと怒っていたのか(タイ語で話すがなぜかいつも通じる)てゆーか、ここ最安宿ですか!カオサン通りからは少し離れた路地の奥。なんかとんでもない所に来ちゃった?

そのお隣さん、見るからに野生児ドレッドでMIXな面立ち。ベルギーとニカラグアのハーフだそう。「名前は?」「インティ」「え?なんだって?」他の人はその不思議な聞き慣れない名前を、なかなか覚えることが出来ないがSHOKOLAは違う。アンテナがピョーンと立つ!「え!インティ?!インティってあの太陽のインティ、お祭りのライミの?!本名?!」驚くのは当人だ。なんでこんな東洋娘がインカの言葉を知っている!「日本にね、自分の名前くっつけて、ナオト・インティライミってゆー歌手がいるんだよ!」「WOW!そいつはCOOLな名前だな!」名前が太陽男はみなこうなのか?とっても明るく爆発的なエネルギーを発する。「これからミャンマー行くの?俺、明日行くよ!」「えー!私は8日!」なんつー偶然!!!

「これからミャンマーに行く人間が、三人も同じ宿にいるなんてね」
鋭い黒めがちな瞳が印象的スキンヘッドのスイス人さんが話しかけてきた。
なんとも独特な風貌。圧倒的な存在感なんだけどナチュラル。違和感なく周りに溶け込む。猫も寄ってくる。スイスさんは来週の予定で、ミャンマーは二回目だそうです。リピーターか!こんなにアジア・フリークの白人がいるなんて(しかもみなさん濃ゆい!)そんなみんなを知っただけでもバンコク来てよかった。

時間を置いて現れたのはアイルランド人のスキンヘッドさん。「まさかここで再会するとはね、驚いたよ」なんと前述インティと五ヶ月前にラオスの山奥ゲストハウスで遭遇したらいい!「明日アイルランドに帰るんだ。なんにせよ故郷に帰れるのはHappyだね。それでも二週間もしないうちにまたShitってなるんだろーけど。」どのくらい旅してるの?「二年」ひえー!「普段は教師だから夏休みの三ヶ月くらいしか旅できないんだ。二年も放浪したのはこれが初めて。」むっちゃマッチョなイカツイお兄さん、祖国では小学校の先生だそう。みんな自由だなー。インティはどのくらい旅してるの?「九ヶ月前にベルギーを発ったよ。オーストラリアのワーホリで稼いで、ニカラグアに帰る」なんつー自由人!!!さすがはインティ。ラテン系からゲルマン系言語が飛び交う。ついでに英国英語とケルト言語の定義論になる。知らんがな。でもやっぱスペイン語とフランス語で来たらなー。インティと昔習ったスペイン語で遊ぶ。

何度か同席して一緒に飲んでたスウェーデン人のおじーちゃん。「カンパーイ!」と可愛くウエルカムしてくれたほっぺの赤い北欧人。と思っていたらどうやらアル中だか所持金なくしたか、どっちが先だかで沈没中。インティが諭す。「ヘイ、大使館に行ったかい?今日こそちゃんと行くんだよ?」そのうち昼も夜も部屋にこもって出て来ない。タイ人おばーちゃんが困ったと愚痴をこぼす(タイ語)。「北欧なんて一番ケアしてくれるとこなんだから、早く行けば助けてもらえるのに」インティが心配そうにこぼす。インティがミャンマーに旅立つのとどっちが早かったか、おじーちゃんはいつの間にかゲストハウスからいなくなっていた。



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