UK★初London/初Squatting(Homeless)/初Gay Clubでparty hard♬①
遡ること、今から二ヶ月前。2012年11月の終わり頃。
辿り着きました人生初めてのLONDON!
12月のロンドンなんてめちゃんこ寒いんだろーなーと思い十日間の滞在のためだけにダウンと長袖とヒートテックを持参。
ミャンマー寺院で静寂の十日間を過ごし、バンコクと雲南で二回も乗り継いで、やっとの思いで辿り着いたはるかなる極寒欧州。
まずはヒースロー空港、イミグレのおばちゃん超感じ悪い。
滞在目的と期間と帰路チケットを滅多刺しで質問さる。
話に聞く通り、イギリス入国、怖!!!
「アンタ、日本人にしちゃ英語上手じゃない」と小馬鹿に笑われる。
「アフリカの英語圏で開発の仕事をしてたもんで」と穏やかに答えると、
「あ〜らいいわねー、じゃー彼氏がたくさん出来たんじゃなーい?」
と嫌みったらしく返される。
「ま、別にここでも二人や三人、いたって構わないけどね」
と隣の窓口のおばちゃんも一緒になって笑う。
「わーお、さっすがロンドン!!!さぞやエンジョイされてるんですねー♡」
と応戦。顔を見合わしてして失笑するオバハン達。日本人小娘ナメんなよ!!!
さてさて、ヴァンサンカンのエレブログでは「LONDON一押しレストラン★ARCHIPELAGO」と題して華麗に始まったロンドン滞在記ですが…実はその前にトンでも裏話が隠されておりました初ロンドン。。。
今、世界のバックパッカー達に人気のソーシャルネットワーク
「CouchSurfing」
旅の出会いや交流、情報交換などを目的としたサイトで、身元を明かして登録することで、お互いに旅先のホストやゲストになります。もちろん紹介してくれたのはBangkokはカオサンで出会った、インティ始めDeepな欧州系バックパッカー達。
右も左も分からぬ初ロンドン。
初めてのホストさんは、ロンドン大学でアートを学ぶ学生さん。
ロンドン大学なんて超一流、そこで映像専攻してるとか面白そう!
「shootingやってるかもしれない。時間が合えばexhibitionとか一緒に行こうよ」
初めての地下鉄Tubeを乗り継ぎ、やってきましたZone1の端Elephant Castle.
超寒い。。。。。
冬のロンドン、想像しちゃいたけど、クソ寒い!!!!!
日もとっぷりくれた石畳の寒々しいロンドン。待つこと10分くらい。自転車に乗った若者がwelcomeしてくれました。ギリシャ出身の映像学生。そうして同じく自転車に乗った、イタリア人の、可愛い女子学生さんも合流。
「今から他の学生とshooting(撮影)するんだ。荷物置いたら、来る?」
わーお、楽しそう。だけど飛行機トランジットしまくって、正直超疲れてる。
スーツケース重いし、寒いし、ちょっと思考回路が停止。
映像学生は撮影に出かけ、一緒にいた同居人さんだという青年が家に連れていってくれることになりました。家までの15分。石畳の冷え冷えとしたロンドン、スーツケースを転がしている片道で、まさか自分の命運もまっさかさまに急降下するとは思いもしませんでしが、人生とは思いもよらないタイミングで覚悟する前に崖っぷちから谷底へ突き落とされるものです。。。
「よく来たね、俺なら絶対来ないけど」
同居人さんが開口一番に訊く。
え!なんのこと?!キョトンとしてコロコロとスーツケースを転がす。
寒くてそれどころじゃない。
「俺ら、Squattingしてるんだよ」
なにそれ?…そんな英単語、知らない。
それもその筈、日本に暮らす日本人にはまず馴染みのない言葉だ。
正直に訊いてみた。「なあに、Squattingって。どーゆー意味?」
見ず知らずの若者が答えた。
「使われてないビルに不法で住み着くこと。
ま、ここじゃ違法じゃないんだけどね。
要はホームレスってこと。」
寒さがふっとんだ。
でもスーツケースが鉛のように重くて、石畳を滑らなくなった。
ホームレス???
つーか廃屋ビルに住み着くって、違法じゃないのか?
自分に何が起こってるのかよく分からないが、青年を目の前に逃げ出すわけにも行かず、鉛とか化したスーツケースを精一杯引きずる。
もしや、むっちゃ怪しいアンダーグラウンドな世界に足を踏み入れようとしてる?
「俺だって、まさかこんなところだって知ってたら来なかったのに。
もうすぐ出て行く予定。」
え!!!自分が出て行こうとしてるところに、案内されるのか?!
ちょっと主のギリシャ学生、客人をこんな同居人にほっぽって撮影してんじゃねーよ!
「Squattingにも色々あってさ、コミュニティ作って、住居を管理したりしてるんだよ。他にも仕事やご飯を紹介しあったりね。ちなみにここ、水も電気も無いよ。12月のロンドンなのに、よくこんなとこ来たねーーー?」
がびょーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!
頭をハンマーで殴られたような衝撃。。。
長距離フライト×トランジットで、長らくお風呂入ってないんですけど…
ゆっくりシャワー浴びて、温かいところでぬくぬくと寝たいんですけど…
ついさっきまで当たり前と思っていた現実が、音を立ててガラガラと崩れ落ちた。
そうこうしている間にその廃屋ビルに着いてしまった。
どうしよう、断る理由がない、今からホテル探すのも面倒、この青年も極悪人ってわけじゃなさそうだし(むしろ哀愁漂ってる)、そもそもホストのギリシャ学生と何も話してないし、本当に底冷えする石畳のElephant Castle@London夜の九時。
とりあえず、案内されるままに入ってみるか?
今思うと、よく入っていったと思うのですが(笑)
結果論的にはその後面白いことになったので入って正解だったんだけど、
その時はモチロン知る由もなし。
そうして恐る恐る、まさしく「アングラ」な世界に足を踏み入れたのでした。
続く!
辿り着きました人生初めてのLONDON!
12月のロンドンなんてめちゃんこ寒いんだろーなーと思い十日間の滞在のためだけにダウンと長袖とヒートテックを持参。
ミャンマー寺院で静寂の十日間を過ごし、バンコクと雲南で二回も乗り継いで、やっとの思いで辿り着いたはるかなる極寒欧州。
まずはヒースロー空港、イミグレのおばちゃん超感じ悪い。
滞在目的と期間と帰路チケットを滅多刺しで質問さる。
話に聞く通り、イギリス入国、怖!!!
「アンタ、日本人にしちゃ英語上手じゃない」と小馬鹿に笑われる。
「アフリカの英語圏で開発の仕事をしてたもんで」と穏やかに答えると、
「あ〜らいいわねー、じゃー彼氏がたくさん出来たんじゃなーい?」
と嫌みったらしく返される。
「ま、別にここでも二人や三人、いたって構わないけどね」
と隣の窓口のおばちゃんも一緒になって笑う。
「わーお、さっすがロンドン!!!さぞやエンジョイされてるんですねー♡」
と応戦。顔を見合わしてして失笑するオバハン達。日本人小娘ナメんなよ!!!
さてさて、ヴァンサンカンのエレブログでは「LONDON一押しレストラン★ARCHIPELAGO」と題して華麗に始まったロンドン滞在記ですが…実はその前にトンでも裏話が隠されておりました初ロンドン。。。
今、世界のバックパッカー達に人気のソーシャルネットワーク
「CouchSurfing」
旅の出会いや交流、情報交換などを目的としたサイトで、身元を明かして登録することで、お互いに旅先のホストやゲストになります。もちろん紹介してくれたのはBangkokはカオサンで出会った、インティ始めDeepな欧州系バックパッカー達。
右も左も分からぬ初ロンドン。
初めてのホストさんは、ロンドン大学でアートを学ぶ学生さん。
ロンドン大学なんて超一流、そこで映像専攻してるとか面白そう!
「shootingやってるかもしれない。時間が合えばexhibitionとか一緒に行こうよ」
初めての地下鉄Tubeを乗り継ぎ、やってきましたZone1の端Elephant Castle.
超寒い。。。。。
冬のロンドン、想像しちゃいたけど、クソ寒い!!!!!
日もとっぷりくれた石畳の寒々しいロンドン。待つこと10分くらい。自転車に乗った若者がwelcomeしてくれました。ギリシャ出身の映像学生。そうして同じく自転車に乗った、イタリア人の、可愛い女子学生さんも合流。
「今から他の学生とshooting(撮影)するんだ。荷物置いたら、来る?」
わーお、楽しそう。だけど飛行機トランジットしまくって、正直超疲れてる。
スーツケース重いし、寒いし、ちょっと思考回路が停止。
映像学生は撮影に出かけ、一緒にいた同居人さんだという青年が家に連れていってくれることになりました。家までの15分。石畳の冷え冷えとしたロンドン、スーツケースを転がしている片道で、まさか自分の命運もまっさかさまに急降下するとは思いもしませんでしが、人生とは思いもよらないタイミングで覚悟する前に崖っぷちから谷底へ突き落とされるものです。。。
「よく来たね、俺なら絶対来ないけど」
同居人さんが開口一番に訊く。
え!なんのこと?!キョトンとしてコロコロとスーツケースを転がす。
寒くてそれどころじゃない。
「俺ら、Squattingしてるんだよ」
なにそれ?…そんな英単語、知らない。
それもその筈、日本に暮らす日本人にはまず馴染みのない言葉だ。
正直に訊いてみた。「なあに、Squattingって。どーゆー意味?」
見ず知らずの若者が答えた。
「使われてないビルに不法で住み着くこと。
ま、ここじゃ違法じゃないんだけどね。
要はホームレスってこと。」
寒さがふっとんだ。
でもスーツケースが鉛のように重くて、石畳を滑らなくなった。
ホームレス???
つーか廃屋ビルに住み着くって、違法じゃないのか?
自分に何が起こってるのかよく分からないが、青年を目の前に逃げ出すわけにも行かず、鉛とか化したスーツケースを精一杯引きずる。
もしや、むっちゃ怪しいアンダーグラウンドな世界に足を踏み入れようとしてる?
「俺だって、まさかこんなところだって知ってたら来なかったのに。
もうすぐ出て行く予定。」
え!!!自分が出て行こうとしてるところに、案内されるのか?!
ちょっと主のギリシャ学生、客人をこんな同居人にほっぽって撮影してんじゃねーよ!
「Squattingにも色々あってさ、コミュニティ作って、住居を管理したりしてるんだよ。他にも仕事やご飯を紹介しあったりね。ちなみにここ、水も電気も無いよ。12月のロンドンなのに、よくこんなとこ来たねーーー?」
がびょーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!
頭をハンマーで殴られたような衝撃。。。
長距離フライト×トランジットで、長らくお風呂入ってないんですけど…
ゆっくりシャワー浴びて、温かいところでぬくぬくと寝たいんですけど…
ついさっきまで当たり前と思っていた現実が、音を立ててガラガラと崩れ落ちた。
そうこうしている間にその廃屋ビルに着いてしまった。
どうしよう、断る理由がない、今からホテル探すのも面倒、この青年も極悪人ってわけじゃなさそうだし(むしろ哀愁漂ってる)、そもそもホストのギリシャ学生と何も話してないし、本当に底冷えする石畳のElephant Castle@London夜の九時。
とりあえず、案内されるままに入ってみるか?
今思うと、よく入っていったと思うのですが(笑)
結果論的にはその後面白いことになったので入って正解だったんだけど、
その時はモチロン知る由もなし。
そうして恐る恐る、まさしく「アングラ」な世界に足を踏み入れたのでした。
続く!
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